実はそんなに難しくない時代?

2012.11.30
私が若い頃、20年前にも高度な接客術を持っているカリスマが存在した。その前にもカリスマは大勢いたであろう。接客している中で、並外れた観察力・洞察力で『気付き』と、それに基づいた『対応力』に卓越しているのだ。 当時、それは接客のカリスマにしかない能力であると思われた。が、今では、行動科学の研究が進み、当時の特別な接客術が、今、当たり前になってしまっていることは、さして珍しいことではない。そして今、接客術は顧客の要求レベルの進化とともに、更なる高みに達している。 顧客が満足する接客ノウハウ本やDVDとして多数出版されている。更にテレビ番組でも勉強出来る。幸か不幸か、『マナー』や『人間性』『人間力』についても、ビジネススキルの一環として、知識だけは容易にカバーできる。独立したい、起業したい、社長になりたいから、多くを学びたいと気持ちさえあれば、知識レベルでは、その殆どが本から学べてしまう。あとは歯を食いしばって、それを実行して、自分のモノにすれば良いだけ。要は、やるか、やらないか。脱サラするか。独立するか。起業するか。だけ。。情報化、行動科学研究の進化のお陰で、あまり難しく考えなくて、動けば良い時代になったと感じる。