中途入社の皆さんへ。朱に交われど、改善(初志)忘るべからず。
2012.10.30
中途入社の皆さんに期待すること。社内で問題点を発見し、それを改善をして欲しいと考える。しかし、入社後、すぐに改善に着手して欲しい訳ではない。早く改善して貰えるに超したことはないが、その前にやっていただきたいことがある。
改善に失敗する例として、その一。入社早々に、改善に着手したとする。改善を指摘をされた前担当者の心中は穏やかでない。それが原因でコミュニケーション不足が生ずる。その結果、その他の仕事の引き継ぎが遅れる。そんな中でも、何とか改善策を講じて運用してみる。しかし、改善策は、情報収集不足が原因で欠陥があり、期待していた程の効果が出ない。評価されないので、居心地が悪くなり、色々と悩んでしまう。
その二。入社当初に感じていた違和感も、環境に慣れてしまったら、それ程ではなくなった。入社当初の改善意欲がどこへ消えてしまったのか?、、全く、問題意識を持たなくなってしまった。
上記の例は、いずれも良くあることだと実感している。
当たり前だが、どこの会社にも、ローカルルールや、会社毎の雰囲気がある。まずは、それに慣れる努力をして欲しいと思う。次に、多くの仕事を覚えて欲しい。こうなる頃までには、仲間は、あなたの提案に、耳を傾け、協力してくれるようになっているであろう。ここまでの環境が整ったら、早速、改善に取りかかって欲しい。自らが蓄えたノウハウをフルに活かせば、きっと、運用でも結果が残せると思う。