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先日、以下の様なことがあった。
私から当社従業員へ、金融機関への与信申し込み書類作成を依頼。
私「作成できた?分からない箇所あった?なければ先方へ送ってね」
従「分からないところはないです。大丈夫です」
私「じゃ、OOOも分かったんんだ?」
従「いいえ、分からないので、記入していません」
私「ん、・・・??」
「じゃ、そこはOOOって記入して。他にはある?」
従「XXXも記入していません。」
私「ん、ん、・・・??」
「じゃ、そこは昨年分を調べて、書いて。」
最初の私のOOOは家族構成について。私は独身って言っているけど、従業員としては、まぁ、確認してみる必要はあるかも。百歩譲って理解できる。
次のXXXは、私の年収。って、言うか、経理総務に記入をしてもらっているのに、調べないのか?それで、出そうとしていたのか?私は担当者の考えていることが理解できない。。。他にも、年商、就業年数、住まい、についても未記入であった。
私「家族のことは確認して貰っても構わないけど、年収などは調べて書けるよね?
で、何でこんな状態で分からない箇所はないって言うのかな?
金融機関に提出する書類なんだから、もっと丁寧に作成して貰わないと、
会社の質が疑われるよ。」
従「申し訳ございません。」
私「・・・。」
「じゃ、これで書き終えたね?じゃ、先方へメールして下さい」
従「はい。かしこまりました。」
ここまでの「 」は、電話でのやりとり。
その1時間後、会社の会議室に総務経理を担当するスタッフを集め、直接、私が金融機関のレクチャーを行う。目的、メリットを説明して、申込書に記入する内容については、自らの経験を基に(ローンを組むときの内容を思い出しながら)、想像で構わないから、記入項目を言ってみてくれと。
それから、また数時間後のこと。
その前に一つ説明をしておくと、当社には基本動作が幾つかある。
『重要なメールをしたら、先方に電話して着信を確認をすること。』
『取引先や上司に依頼されたことは、必ず備忘録を作成しメールで返すこと』
この場合に必ずして欲しい基本動作である。当然、当該従業員も知っている。
私(基本動作はしているかな〜。。心配だな〜)
「メールの着信確認を先方に電話で確認してくれた?」
従「いいえ。すみません。やっておりません」
私「もう少し、ちゃんと仕事しようよ。やる気なしなら、仕事辞めていただいて構わないよ」
従「申し訳ございませんでした。」かなり落ち込んでいる様子。
残念であるが、やっぱり私は寛容でない。
自分の言動にも自己嫌悪が残る。
仕事は気持ちよく終えたいもの。
当分、当該従業員には信頼して仕事は振れないであろう。
これは、当該担当者を責めるために書いたのではない。と言うより、タイトル通りのこと。何処まで寛容であるべきなのか?私は常々自問自答している。
皆さんはこれを読んでどう感じただろうか?
また、上司として、どこまで寛容でいられるのであろうか?
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寛容 かん‐よう
〘名•形動〙(スル)心が広くて、よく人の言動を受け入れること。他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。また、そのさま。
「—の精神をもって当たる」「—な態度をとる」「多少の欠点は—する」
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