出来ないと言わないための思考

2012.12.01
出来ないことを、どうにか理解して貰おうと、ろくに考えもせず、言い訳をする人がいる。この負に向いたパワーを「どんな条件であれば出来るのか。」に置き換えて考えて欲しいと思う。出来ない理由を整理すると、大概、以下に分類でき、そのポイントでの考慮点を挙げてみた。仕事において(仕事だけではなく人生と言いたいところだが)は、「出来ないことへの言い訳」は、全く無駄な作業である。命題を、整理して、条件を出すことが、とても重要である。これは、営業職が顧客へ提出する見積もりのプロセスと同じである。 〜出来ない理由の主な理由と考慮点〜
  1. 期限(時間)
    • 現在、抱えている仕事との、優先順位の見直し等を検討をしたか
  2. 能力(人)
    • 自分または組織の能力を超える部分を解決する手段を検討したか
  3. 予算(カネ)
    • 決められた納期を遵守するために使うカネが必要か検討したか
    • 不足した能力を補うために使うカネが必要か検討したか
    • 必要な物品を入手するのにカネが必要か検討したか
上記を整理して、前提条件を明確にしたり、或いは付加することで、気持ち(やる気)も前向きな感情へと移行すると思う。是非、思考プロセスを見直してみて戴きたい。例え、今出来なくても、この様に整理していれば、必ず、日の目を見る事になると思う。この思考プロセスは、お客様商売、社内、関係なく通用する。