エチケット&マナーについて

2012.07.22
エチケットは、言うまでもなく、『独立したい人』『起業したい人』『今後、経営をして行く』上で、特に注意を払わなくてはならないものである。こんなことには「うとい」と自分の低レベルな価値観だけで済ませずに、清潔好きな人を基準にした対策が良いと思う。清潔なことに気を払う時代であることをお忘れなく!先日、「△△社のOOさん、いつも臭いから、会議室で話したくない。」と、当社の女子従業員が言っていた。ちなみに、私はその臭いに気づかなかった。マナーは、ファーストコンタクトの際の基本的な注意点を挙げているので、調べて、勉強して頂きたい。

以下には、私の価値観とは違う項目(※)も含まれているのでご了承いただきたい。

  1. 見た目について
    1. 服装の注意点
      1. ビジネススーツの着用がMustではなくなっているが、会う年齢層によってや、会う場所によって、スーツの着用が良いときもある。
      2. お詫びに行くときの服装は、正装が良いと思う。
      3. 相手が目のやり場に困る服装はNG。※
      4. 相手が清潔感を感じる服装であること。
      5. 色使い、バランスを考えた衣類の着用を心がける。
    2. ヘアー・毛の注意点
      1. 手入れが行き届いて清潔感のある感じがあれば、それで良いと思う。
      2. 艶のないパサパサなヘアーは、そもそもNG。
      3. 行き過ぎた、色使いは、そもそもNG。
      4. 鼻毛、まゆ、ひげの手入れをする。
    3. 爪の注意点
      1. 手入れをしておく。
    4. お肌の注意点
      1. 血色良く、潤っている感じか良い。
      2. 取引先相手だと、色気より、清楚感がある方が、人気が出るし、枕営業的なお誘いも受けにくい。※
      3. 化粧のよりは、修正しておく。
    5. 歯の注意点
      1. 歯石は除去しておく。
      2. 歯槽膿漏にならないように手入れする。
      3. 食事後の食事かすの除去をする。
    6. 靴の注意点
      1. 磨いておく。スニーカーなどの場合も同様に綺麗な感じを保つ。
  2. 臭いについて
    1. 衣類対策
      1. 毎日、洗濯した衣類を着用する。
      2. 衣類の生乾き臭は厳禁、出来るだけ洗濯乾燥機を購入して、洗濯物は洗濯終了後、すぐに完全に乾燥させる。
      3. アウターや、スーツなど毎日洗濯しない物は、帰宅後、浴室乾燥機か日陰干しで臭いを飛ばしておく。これをしないと、折角の臭い対策が、全部台無しになる。
      1. 下着は着用して、体臭を外に出さない様にする。
    2. 口臭対策
      1. 常にマウスウォッシュを携帯して、一日に数回、口を濯ぐ。(歯磨きより、有効)食事後、マウスウォッシュでうがいを行う。
    3. 体臭対策
      1. 衣類の嫌な臭いがなければ、体臭自体は目立たなくなる。
      2. 体臭が強い人は、入浴後、外出前にそれなりの対処をする。
      3. 毎日、風呂(シャワー含)に入る。
    4. その他、注意すべき臭い
      1. 香水は強くなりすぎるのは、嫌いな方も多いので良くないと思う。※
      2. 化粧品の臭いにも抵抗感を感じる方がいるので注意したい。※
      3. 頭の臭い、皮脂の臭いにも配慮をする。
  3. マナーについて、勉強して実践すること
      1. 礼(おじぎ)
      2. 笑顔の作り方
      3. 挙動(特に目の動き)日本人は見つめられすぎるのはNGだと思う
      4. 名刺交換・名刺の並べ方
      5. 起立時・着席時の姿勢
      6. 返事・会話中の言葉使い
      7. 聴く姿勢

以上

目的は、取引先(お客様)を不快にさせないための取り組みの一環なのである。不快にさせると、会うチャンスが減り、会うチャンスが減ると言うことは、売り上げがないと言うことになる。一方、良い印象を持って頂くと、その逆で商機はたくさん訪れる。個性・自己主張の時代ではあるが、絶対に、目的をはき違えないでいただきたい。少々、大袈裟ではあるが、会社の存続がかかっていることなのだ。 社内では、遠慮なく注意し合うことをお勧めする。目的をはき違えなければ、注意し合うことで軋轢は生まれない。少なくとも、陰口よりは、改善効果があり、注意された人も、対取引先の担当者にも不快な思いをさせないので、成績向上が期待できる。予め、注意し合える環境を作るのも得策ではないかと思う。是非、上記のチェックポイントと照らし合わせ、一度、自分と社内を、見直してみて戴きたい。そして、やっていないことがあれば、まずは個人として、日常のルーティンワークに落とし込み、取り組んで戴きたい。