勝てる脳力
2013.01.09
IT化社会において、例えば、役所関連の手続き、法律、税務、労務etc…これらの専門知識を深く暗記しておく必要があるだろうか?全くないと言えば嘘になるが、そんなに必要に迫られなくなっていることを認識して欲しいと思う。
日本では、相変わらず『暗記脳』を鍛える教育が続いているが、もはや、それはそんなに重要ではないと思う。
このブログを書くパソコンにしても、携帯電話でメールを作成するにしても、ソフトウェアが、自動的に正しい日本語を示してくれる。大変助かる機能である。
今、『脳力』で必要なのは、『探し当てる脳力』、『理解する脳力』、『仕組みをイメージし構築する脳力』であったりを、特に仕事では強く意識をして欲しい。
覚えることをやめて、情報を素早く検索する能力さえあれば、当社の仕事であれば、大概のことは、インターネットに頼ることが可能である。同様に社内のマニュアル作りに関しても、検索の容易さが重要になってくる。そして、スタッフは「分からなければすぐ調べよう」と脳を働かせれば良いだけ。
今期、当社では、マニュアルを全てウィキペディアのシステムに書き換える予定でいる。これに置き換えるメリットは、一元管理が徹底でき、書き換えの記録が全て残ることと、検索が早く容易であることである。記憶装置は人間脳によるのではなく、システム的に解決してしまいたいと目論んでいる。これにより、当社では、既述の『三大脳力』が重要になると予想される。
『探し当てる脳力』、『理解する脳力』、『仕組みをイメージし構築する脳力』・・・従業員の日々の日報を読んでいると、管理職者には気がついている者も出てきている。